書評

夜と霧 新版

夜と霧を読みました。 名作ですね、はい。 恥ずかしながら、昨日読み終わりました。 下記は自分のブックレビューです。 これほど絶望的な状況を体験したことが無い私は、 何が書いてあっても、実感として理解できない。 ただ、「生きる意味を問う」の章から…

システム・シンキング入門

システムシンキングがどんなものかを知るための入門書として読みました。 結論として、シンプルで分かりやすい本でした。 人々がなんとなく感じているシステムの全体構造と因果関係を図示することにより共通言語とする。 ロジカルシンキングを身につけている…

愚か者の哲学

哲学の入門として本書を読みました。 日常生活に役に立つ本として、とても身近な事例が挙げられています。 自らの体験を通して哲学を学ぶことが出来る本といえるのではないでしょうか。 著者の竹田さんは、とてもポジティブなメッセージを哲学を通して伝えて…

成功読書術 ビジネスに生かす名著の読み方

著者はAmazonのビジネスブックのバイヤーをされていた方です。 その経験を元にして、売れる本、そして専門である ビジネス本についての多くの見識をもって、良書を推薦しています。 本書は著者の思い入れがこもったコメント、 そして名著がもつ金言の数々が…

東大で教えた社会人学―人生の設計篇

畑村先生の本の中でも、不思議なアプローチの本があると思い、購入しました。 読んでみて、東大でこのような実践的な講義をおこなっているというのに驚きました。 草間先生の色が良く出ていて、具体的なエピソードを交え、 講義のリズムが良く、理解しやすい…

マンガ 般若心経入門―仏の智慧と慈悲の教え

白取さんの書かれた「独学術」で宗教について学ぶことは 他人の歴史を理解することにつながるといった内容が書かれており、 宗教も読んでみようかと考えていました。 白取さんがどのように宗教を捉えて表現しようとしているかを知りたかったため、 近年ブー…

文化人類学への招待

文化人類学とは何であるか? という疑問が頭をよぎる。 昔の本ですが、教養入門の私にはちょうどよさそうだと思い購入しました。 当初の予想に反して、色んな話が出てきて興味を惹かれます。 人間がどのような考えに基づいて文化を作り上げるのか。 風習の根…

勉学術

哲学・宗教に通じている著者の確信に満ちた意見が多く書いてある書でした。 ページ数は多くありません。 しかし、多くの読書に支えられた著者の考えがしっかりと述べられています。 独学は多くの師を持つということ。 Studyは究めるという意味をもつこと。 …

白洲次郎

私は白洲次郎という人の生き方に興味があった。 正直、歴史をあまり知らないため、 どのような態度で、どのような哲学を持って行動した人なのか。 それを知りたかった。 この本は多くの写真が使われており、ビジュアルは白洲次郎の軌跡を伝えてくれる。 ただ…

ロジカル・シンキング―論理的な思考と構成のスキル

論理的思考を養うには・・・と思ったときに読む基礎的な本。 私は続編のロジカルライティングのほうを先に呼んだのですが(内容的には半分近くがかぶってます)、それぞれの基本的なブロックの組み合わせやそれによる効果を示してあるところが異なる点だと感…

王様の速読術

一冊30分でも必要な知識は吸収できる。と書かれた本に胡散臭さを感じながらも読み進めると、、、すっと自分の中に入ってくる内容でした。 基本は入力する情報の質を高めること。それを選択する技術をパレードの法則を型として教えてくれます。 例えば、新し…

ロジカルライティング

相手に思いを伝えることに苦戦していた日常の中で手に取ったロジカルライティングは、自分のなかで理解できていなかった「書くことの意味」を明らかにしてくれた本でした。 そんな「なぜ書くのか」といった基本的な問いから、どのようにして書くか、人に伝え…

ザ・マインドマップ

会社に入るとノートを取る機会が減った気がします。学ぶことは多いのに、メモばかりでなかなかノートを取ることができません。 そんなときに、頭を解放し想像力を書き立てるノートを取ることができれば、新しい仕事や発見へと繋げることが出来るかなと思い購…

ものづくり機械の原理

ものづくり。日本の技術はここから生まれるといっても過言ではない 製品を作るための工作機械(マザーマシン)の基本的な技術について書かれています。 ・創造するには? ・如何にして使いやすい機械を設計するか? ・工作機械の基盤となる機構・技術とは? …

20代 仕事筋の鍛え方

自分の頭で考えることとはどういうことか。 仕事で研究開発をやる上でも、何度も自問自答している。 情報にあふれる現代において、自分が何を求めているのか何を目指しているのかわからなくなった20代にむけて書かれており、物語のように自分に足りないも…