久しぶりに地元に帰って思うこと

 挨拶に行った先で、年金問題で叔母と母親と姉が激論していました。(決して喧嘩ではない)
簡潔にまとめると、

  1. 叔母は公務員だったので、共済年金をもらえる。それはこれまで(根こそぎ)取られてきた分を還元させてもらっているので当然の権利だということだった。それがぜんぜん収めていなかった人まで、いっぱいばら撒かれている現状を嘆いていた。
  2. 母は厚生年金も国民年金を全額払っていないともらえないことになったことと、そういった制度がころころ変わることについて怒っている。なので叔母は恵まれていると。
  3. 姉は今働いていて、税金の負担が大きくなっていったり、一人にかかる仕事の負担の増加や、仕事の環境の悪化について不安が増えている。このまま職があるかもわからないことに対する不安もある。だから叔母は恵まれていると。

以上のような意見がでたりしながら、語り合っていました。
 叔母が「現在の状況は現在の状況だから仕方がない、その責任は貴方達自身にある」という意見に対しては賛成できない(働き始めたばかりなので、過去の国の借金までは責任が持てない)けれど、現状は現状で仕方ないというのは納得できた。
 叔母はすでに60を超えており、戦争の最中の状態や、戦後の状況のなかで生きてきたわけで・・・
現状を見れば、衣食住はそろっているし、まわりには物があふれているし、自分がやりたいことをかなえられる余裕も少しはある。
 自分が現状に対して不満を言うのは、考え違いをしているなぁと非常に反省させられました。