ギャラクシーアート

 心斎橋にあるギャラリー*1を見てきました*2。最初に書いておきますが、絵は綺麗な絵だとおもいました。以下は、事実と感想です。
 ここは、道端で絵葉書をくばっています。受け取った瞬間に「よかった」みたいなことを言われ、そこから勧誘されて絵を見てきました。個人的にいろいろと美術作品や特設会場の絵は見たりしていたのですが、ここはちょっと雰囲気が違うなと思い、最初からちょっと引き気味でした。
 最近、勧誘の電話がかかってきたこともあって、記帳は拒否しました。職業は書かされましたが。そのときに、「集計に使うだけですから。うちのパソコンはオフラインなので大丈夫ですよ。」っていわれましたが丁寧にお断りしました。まぁ個人情報が広がるのとオフラインは関係ないと思います。と心で思いながら・・・。
ちなみに記帳している人の住所を見ると、県外の人ばかりでした。まぁ自分もそうなので、やっぱり町になじんでないんでしょうね。というか、差し出されると無視できずに断って(リアクションをしてしまい)、断りきれなくて受け取ってしまうのかなぁ。
(ギャラリーの続き)
見るときに気合を入れて説明するらしく、一通り絵を見せていただいた時点で20分(自分はここでもうおなかいっぱいです)。
次に「どんな絵でも似合う空間で、ひとつだけ絵を選ぶとしたらどれにしますか?」ときかれたので、「そんな空間があったらいいですよね、でもどんな空間か想像できないので思いつかないです。」といったら、「いいから想像してみてください」といわれ(以下省略)とりあえずひとつの絵を示すと、「変わってますね」と言われました。値段は周りの絵と同じで丸が6つついていました。
その後、いすに座ったあとは、ひたすらその絵を詳しく説明です。10分くらいで終わるかと思いきや、1時間くらいかけて「絵から想像がひろがる、画家の生い立ち・歴史、過去の作品・それらがどう考えて描かれているか、部屋に必要!、心の余裕とは、絵があると仕事ががんばれる(以下省略)」
ひとつの絵をえんえんと説明してくれました。
自分はほかの場所も行きたかったので、おいとましたかったのですが、そういうそぶりを見せると、「そんなこといわないでください」とかいろいろ言われました。言い出すタイミングが悪かったようなので、自分の中でタイムリミットを設定して続けて話を聞いていました。
イムリミット近くで「絵を飾っている部屋」の写真を見せようと席を立ったので、そこで「申し訳ありませんが失礼します。」と4回ほど(引き止められたので)繰り返して出てきました。
あとで、もう少し歩いた後で、2号店があるらしく同じようなことをしていました。当然、そちらは受け取りませんでした。
そこで自分が感じたことは、
少なからず自分のように絵が好きな人もいるんですが、あの売り方では、

  1. 中の絵を見ることだけができない(閉鎖的である)
  2. 説明(営業)に時間をかけすぎて、圧迫感を感じる

ため、何度も足を運びたくなくなると思います。
営業を何年かしているのであれば、「得意なパターンにお客をはめ込む」方法(確かに楽で成功率もそれなりですが)をするのではなく、「お客が望んでいるパターンを読む」方法も使ってください。
そうでないと、強引になるため悪い印象が最後に残ってしまいますよ。(悪印象が残った例、例1*3、例2*4、例3*5
あと、説明は丁寧で長くなるのは良いけど、営業は短い時間にしたほうがいいと思うなぁ。
以上、営業の方法に関する事例提示と感想でした。