考えてみてわかること

王様の速読術

先日、論理的思考を勉強していると言うような内容を書いたのですが、そういう本を読んでいて、なんだか現実感に欠ける感覚がありました。それは昔、Webを使っていて陥っていた感覚と似ていました。
大学のときは情報の専攻だったので、Webや本でいろいろな情報を集めていました。そして、Inputに時間・労力をかけすぎて、知識的に未消化な部分を残したまま次の情報を蓄積している。。。それが原因で気持ちが悪くなっていたのだと最近気がつきました。
 
そこで読んだ本が斉藤英治さんの「王様の速読術」です。一冊30分でも必要な知識は吸収できる。と書かれた本に胡散臭さを感じながらも内容を斜め読みしてみると、とりあえず自分が独学で行っている速読の方法と似た方法が書かれていること、そしてTPO、読む目的に応じた対処方法が書かれていること、、、特にアウトプットすることを強調していることに惹かれて読みました。
 
論理的思考を勉強していて、確かに実践してみることも必要だと感じますが、私の場合は実戦がインプットに追いつくことが出来ないというジレンマがストレスを生みだして悪循環を引き起こします。・・・本を読んだ上で考えてみると、インプットする情報の質が悪くて未消化を起こしていたのではないかということに今朝(笑)気がつき、考えて目的を設定し、実行してみることの重要さがわかりました。必要な情報をすばやく得ることで消化不良感も解消することでしょう。