考え方の価値観について考えてみた。

創造的破壊

 価値観や思想って人の内面を作る大切なキーとなるものだと考えています。
 大学のときはとにかく発散的な思考だとよく言われたものです。というよりも、自分自身の中に、「世の中に情報がこれだけあふれているのだから、情報を取り入れて、その入れた情報を頭の中でものすごくかき回して関連付けたりぐちゃぐちゃにしてみたりをするプロセスを早く行うほうが、新しいOutputが生まれる」という価値観がありました。
 それが企業に入ると求められるのはOutputの質だったり、失敗を生まないようにする能力というのが高く評価されるように感じていました。
 このままでは駄目だと感じたのが一年目の終わりで、実際に自分でトレーニングをしていたのですが、、、でも自分の中にパワーを感じないんですよ。ホントに。
 こちらに来てから結構伸び伸びやらせてもらっていますが、思考をまわす発散的思考をしているときのほうが楽しいことを再発見してます。
とはいってもOutputを出すためには収束的思考も大切なので、トレーニングした効果がでていることを最近になって実感してます。
・・・そこでよくよく思い返すと、大学のときは発散的思考の落とし穴にはまっていたのではないかと考えたりしてます。情報を集めて自分の頭の中でまわしすぎたせいで、自分の軸となる思考パターンを失ってしまっていたのではないかなぁと。それは、結局自分の思考の位置を見失って迷子になるという結果を招いて何も結果が出せないという、再現性を失った状態へと繋がってしまうのだろうと。