哲学の本を読んでみて感じたこと

哲学について久しぶりに触れて感じたことは、やはり人間の内面について思考を続けてきた結果が哲学であると感じました。
何をあたりまえのことを・・といわれるかもしれませんが、「人間の内面についての語彙が豊富であること」。これは、人間の内面について様々なことを考え、それを表現するための言葉を作り出してきた結果であると思います。
 
人間の内面についての語彙が多いと言うことは、自分の心の状態を表現できる言葉が多いと言うことです。
表現できる言葉が多いと言うことは、
感受性が高い=内面の変化に対して柔軟に対応=「人として深みがある(強い)」
事だと思いました。これを、自分の言葉で流れを説明すると、
①実体験で経験したことを言語化すると、
②その事について「良く記憶し」、(知識化)
③他のものごとと関連付けることが出来るようになります。(パターン化)
④他の物事と経験とを抽象的な言葉で知恵として「わかる」ことができる
⑤「わかる」こととは、周囲へOutput(コミュニケーション)することへ繋がり、
コミュニケーションを楽しみ、人生を良く生きることになります。
きっとそのことが、哲学を良く勉強する利点なのだろうなと感じますね。
 
歴史や哲学といった過去の遺産に学ばなければ、過去の失敗を繰り返してしまう。
人類が積み上げてきた知恵を学ぶことで、成長そのもののスタートラインを引き上げてくれる・・・それが成熟した社会や人間のあり方のような気がします。
 
・・・説明下手でスイマセン、これも語彙が足りないせいでしょう。哲学の前に国語を勉強しないと(笑)