起源とのつながりを想う

鯛釣り草

今回のGWは故郷に帰り、
いろんなつながりを再確認する旅になりました。
 
5/4は起源とのつながりの話がありました。

とりあえず、現在島根にいて思うのは、
自分が孤立している感覚が時々あることです。
 
そういうときは、大体自分の立ち位置が見えなくなった
迷った状態のときです。
 
だからこそ、自分の生まれてきた経緯を振り返る意味でも
墓参りの重要性を感じるのです。

というのが、前回帰ったときの結論だったのですが、
今回は、もうすこし身近な起源のつながりです。
 
田舎の長男なので、なんだかんだ言っても、
両親からのプレッシャーにも似た期待を感じるときがあります。
 
墓を立ててくれといわれたときには、
軽く冗談のように言っているけど、
まぁ、本気なのだろうなと感じるのです。
そんなわけで、両親とのつながりは身近で具体的なだけに、
プレッシャーを感じるときがあります。
 
祖母は今年で99になるのですが、
記憶が曖昧になりつつも、まだ歩くことができるので、
元気さを感じることが出来て楽しく会うことが出来ます。
 
健康である限りは、そういった心配をしなくとも良いのですが、
そうではなくなったときを思うと、
胸が締め付けられる思いを感じるのです。
 
人が日常を生きていく限り、いろんな問題がおこりますが、
こればかりはどうがんばっても避けられない問題です。
 
血のつながりのある他者に対して、
どのようにしてあげるべきかを時おり思うのですが、
なかなか「これ」という答えがありません。
 
離れて住むと、日常を一緒にすごすことも出来ず、
何かをしてあげることもあまり考える機会がありませんでした。
 
実家に帰る事で、その必要性を思い出し、
必要なことがあればしてあげることもでき、
言葉には出来ない変化を感じ取ることもできる。
 
定期的に帰ることの必要性を感じた旅でした。