人間のつながりを振り返る

RoboCupJOS

今回のGWは故郷に帰り、いろんなつながりを再確認する旅になりました。
 
5/5は人間のつながりを振り返ることができました。
 
朝一の電車(4時半くらい)に乗って大阪へ。
大学のときに取り組んでいた、
ロボットの大会(RoboCup)の日本大会
インテックス大阪で開催されているのを見に行きました。
 
もう卒業してから丸3年が経過しており、
一緒に取り組んだメンバーは誰も残っていませんが、
去年も見に行っていることもあり、
何人か顔のわかる後輩もいました。
 
会場で5時間ほど過ごしていたので、
会場全体を見たり、大学の後輩やお世話になった先生方や
RoboCup関係者と話をしたりしていました。
 
自分が濃い時間を過ごしたときとの
つながりを感じられて楽しかったです。

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具体的な話をすると、
ロボットをつかったサッカーを行っているのがロボカップで、
そのなかの小型リーグへ参加していました。
 
大会のほうは、僅差の展開が予想されながらも優勝したのは流石でした。
環境へのロバスト性もまた、重要な要素技術なので
胸を張って誇れる結果だと思います。
 
改めて会場全体をみてみると、いろいろ気づくことがあります。
細かいことを書くのも発展性が無いので、考えたことをひとつふたつ。
 
研究的な展開としては、全体のロードマップのような
展開図を描ける人がいないと変化がわからないと思うのです。
運営・参加している側も見に来ている側も。
 
前年度から何が進化したのかを図にして示すことや、
研究的にもどのような展開があるかを考えていること、
そういった変化の経緯と将来の図を示さないと、
一般の人がロボットに対して未来を見ることは難しいのではないでしょうか。
 
ビジネス的な展開としては、
高橋智隆さんのように、ヒューマノイドロボットの産学連携と
デザイン的な部分を絡めて進められているのが流石だと思いますが、
主流となるものが何かは見えてきません。
 
むしろ、研究的にしても、ビジネス的にしても、
いまのロボットの位置づけを変えるような、
新しいブレイクスルーを必要としていることは感じました。

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会社に入ってわかったのは、
全ての始まりは人間同士のつながりなのだということです。
そして、発想を現実にするためには膨大な知恵と力が必要になるということです。
だからこそ、会社や大学という組織をつくり、
知恵を積み上げていくのだということを知りました。
 
そんな人間同士のつながりを、また新しいブレークスルーにしていきたいと思う旅でした。