プリンシプルのない日本

プリンシプルのない日本

「風の男」白洲次郎
一貫した態度を作り出した
プリンシプルとはなにか。
ずっとそんな疑問を持っていました。
 
本書は白洲氏が書き下ろした文書を
まとめたものになります。
 
書くことは、その人の思考や姿勢を反映します。
白洲氏がどのようなことを考えていたのか、
それはどのような姿勢で書かれていたのか。
 
迷いの無い記述の背後にあるプリンシプル。
それは思考法で言うならば演繹的なものである。
思考の前提となる部分をしっかりと持つことで
これほど力強い姿勢を持つことが出来る。
 
白洲次郎がもつ「勇気」を感じられる一冊です。
 
☆☆☆☆